講師の仕事や制作の仕事で酷使しているMacBook Pro2016
一年のうち350日ほどは触っている。生活と切り離すことができないまさに体の一部といってもよい存在だ。
過去のレビューはこちら
MacBookPro 2016(15インチ)採点
2016MacBook Proにキーボードカバーをつけてみた。
MacBook Proにつけたキーボードカバーが残念だった件
ただ、上記レビューにもあるとおりキーボードに不満と不安を感じていた。
そして、数ヶ月前からついに私の製品にも[B]キーが反応しにくくなるという症状が現れ始めたのだ。
3回に1回くらいは反応しない
プログラムなどでpublicと打とうとするとpulicとなってしまう。
・・・
無料交換プログラムの存在は知っていたが1週間近くも手元を離れてしまうのが痛すぎる。
Bが抜けたら入力し直すというなんともストレスフルな日々を続けていた(注意して打鍵すれば入力できる)
そんな中、
「Apple、MacBookキーボードの修理を翌日完了するよう指示か」
という2019.04.24付の記事を目にした。
おお、それはありがたい!
もしかしたら2〜3日で直るかもしれない。
金曜にだせば週明けには戻るかもしれないぞ、これならいける!!
ネットで手順を確認し、二重三重にバックアップをとって最寄りのApple正規サービスプロバイダに持っていってみた。
5/31(金) 夕方
症状を告げるとまずはテキストエディタにてBキー現状確認が始まった。
b..bbbbb.bbb.bbb.b
いつも通り時々抜ける、特にキーの端の方をタイプしたときに抜けることが多いようだ。
「ちょっと待っててくださいね。」
本体を持って裏に消えてしまった。何が始まるのだろう。
「キートップを交換しました。これで試してみます」
すぐに交換手続きになるかと思ったのでこれは意外だった。
これで直ってしまったら嬉しいのか悲しいのかなんとも複雑な心境だ。
「ふむ、どうやらダメみたいですね、交換プログラムの実施となります」
そうであろう、それをしてもらいにきたのだ。
「今日だとだいたい1週間から10日くらいで完了すると思います」
(なに!?)
「結構かかりますね。早く直るようになったという噂を聞いたのですが・・・」
「郵送でやってもらったほうが少し短くなるかもしれませんがどうします?」
(ここまできて、それも面倒・・・)
「いや、お願いします!」
「わかりました。完了しましたらショートメールにてご連致します」
勢いでお願いしてしまったが1週間から10日も離れ離れになってしまって大丈夫なのだろうか?
大事な情報はすべてそこに入っている。
もし、緊急な案件が発生したら・・・
メイン機と離れ離れになるというのはなんと心細いのであろう、帰りの車中は暗たんたる気持ちになった。
6/5(水) お昼
「Macの修理が完了しました。ご都合のよろしいときにご来店をお願いいたします」
スマホに完了の知らせが届いた。
最初の案内よりかは早い。手を離れてから再び手にするまで6日間かかったことになる。
「キーボードとトラックパッド、スピーカーとバッテリーが新しくなっています」
まるで新品のような佇まい、キーボードとバッテリーが新品になるのは知っていたがトラックパッドやスピーカーも新しくなるようだ。
さっそく家に帰って改良されたというキーボードの打鍵感を試す。
「ぬぉぉ〜、全然違う!!」
ペチペチキーボードがかなりマイルドになっている。
1500円の携帯キーボードが5000円のキーボードになったくらいの質感の違いがある。
心踊るとはまさにこのことではないだろうか。
意味もなくプログラムを打ちまくってしまった。
おわりに
今回の脆弱性のあるキーボードをリリースしてしまったAppleのチョンボは決して許されるべきではないがこの対応は◎だ。ついでにバッテリーが新しくなるというのが嬉しい。
ただ、この対応済みキーボードも万全ではないらしい、未だ不具合が報告されているという。
もう離れ離れの不安な日々は過ごしたくない、再び不具合が発生しないことを祈るばかりである。
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