2020 プログラミングを始める人のパソコン選び(予算別オススメ機種あり)

プログラミング

これから勉強をしてエンジニアを目指すぞ〜
となったときに最初に考えなければならないのがパソコン選びだ

何を選択するかによって大げさでなくその後の人生が変わってくる
後悔のないパソコン選びをしていこう

この記事の対象者

プログラミングの勉強をしたい人で新規の購入や買い替えを検討している人

About me

PC歴30年。現在はWebシステムの開発をしつつ、プログラミング講師、ブログ執筆、動画編集などをしている。
MacとWinの使用比率は7:3くらい。
趣味はドラクエウォークをやりながらの散歩。

パソコン持ってるけど買い換える必要があるかな?

メモリ8GB未満やストレージがHDD(ハードディスクドライブ)だったら要検討

実はプログラミング自体はほとんどスペックを要求しない。
ただ、様々なアプリが肥大化の傾向がある現在やはりメモリは最低でも8GBは欲しい。
今もっているパソコンのメモリ容量が8GB未満の人は買い替えを検討してよいだろう。
又ストレージがSSDなのかHDDなのかの違いも大きい。いまだにHDDタイプのストレージを使用している人も要検討だ。

iPadにマジックキーボードっていうのはどう?

無理

プログラミングに不可欠なソフトがタブレットでは動かないものが多い。用途によっては魅力的なこの選択もプログラミング学習という観点でみると現時点ではまだ無理だ。

デスクトップ か ノートか?

ノートパソコン

プログラミングなどの作業の際、作業場所を変えられるというのは大きい。私も集中して作業を行いたいときは図書館やコーヒーショップなどよく利用している。また、エンジニアの勉強会に参加したいときもノートが必須となる。

そもそも、デスクトップタイプが必要になるのはハイスペックを要求されるゲーマーや3Dモデラー、動画編集者などだ。

これらの作業も最初はノートで代用が可能なのでもしノートでの作業に限界を感じたらそのときに改めて買い足せばよいだろう。

Mac と Win どっち?

プログラミング目的ならばMac。確かな選択眼があればWinもあり。

まずゲームもするならWin一択。Macでもブラウザゲームなどはできるがそもそも対応していないゲーム多く向いていない。

次にプログラミング目的だが2015年くらいまではMacBookを買っておけばOKという感じで実に単純だった。Web系エンジニア集まりに参加したときなどにはMac率の高さに唖然としたものだ。

しかし、そこからMacは(タッチバーを搭載したあたり)から迷走をはじめ現在はアドバンテージを全て吐き出してしまった。最近リリースしたOS(Catalina)もバグだらけでもはやAppleはパソコン分野に関してあまりやる気が無いんじゃないか?と思われても仕方がない。

では、Winなのだろうか?
否!
それでも基本はMacを押しておきたい。
理由は2つある。

1つはまず品質の安定がある。
2019年までの一部のモデルはキーボードに重大な品質的問題を抱えていたが、現在発売されている製品はその問題も解消され品質の安定性はピカイチだ。使いやすいキーボードやトラックパッド、ボディの剛性感も高く、チープ感は皆無だ。
一方Win機は品質や耐久性に問題がある製品がちょくちょく混在している。失敗しないためには確かな選択眼が必要となってくる。

2つ目はエンジニア(特にWeb系)界隈ではMac派が多数ということだ。
学習サイトで有名なドットインストール主催の集まりはMac限定だし、Youtubeで配信しているエンジニアもMac率が異様に高い。
多ければよいというわけではないが情報も比例して増えるのでやはり安心感がある。

上記2点がプログラミング初心者がMacを選んだほうがよい理由だ。

しかし、もしあなたがコスパを重視し、確かな選択眼があるのならばWinの方が合理的だ。

必要スペック

最低:
メモリ:8GB以上
ストレージ:SSD 256GB以上

理想:
メモリ:16GB以上
ストレージ:SSD 512GB以上

メモリもストレージも多ければ多いほどよいが、比例して価格も上がってくる。
幸いストレージに関してはコンパクトな外付けSSDが安く手に入るようになってきたので、少し予算に余裕があったらまずはメモリが16GBのモデルを狙うとよいだろう。

日本語キーボード それとも USキーボード?

日本語キーボード

確かにUSキーボード配列のほうが合理的な配置で見た目もよい。しかし、今後長いエンジニア人生どういった状況が訪れるかわからない。私は講師を行うときに教室に設置してあるPCを使う場合もあるがその場合の配列は日本語だ。そう、出先などで自分のものではないPCを触る機会というのは意外と多いのだ。プログラミングはカッコ記号を多用するのでこれの位置がちがうのは悶絶するほどキツイ。私はその経験をした以降、キーボードは迷わず日本語と決めた。この話題に関しては「自分のキーボードを持参すればよい」とか、「設定を変えればよい」という異論もあるだろう。ただ、それこそエキスパートレベルでの話だ。とりあえず日本語キーボードを選んでおけば間違いはない。

2020オススメノートパソコン(2020/10月現在)

では実際に今買うことのできるオススメ機種を見ていこう。Mac,Winともに予算別に3種類ずつピックアップした。なお、価格は執筆時点のものだ、変動がマグロ価格のごとく激しいのでよく確認してもらいたい。

Mac

MacBook Air(13inch) Corei5 8GB 256GB 1.3kg (114,800円)
ストレージは足りなくなりそうだがその時は外付けを買うという方針のもと、とにかく安くMacをという人はこの製品だ。
性能はそれなりなので画像編集や動画編集など重たい処理をするときはモッサリ感との戦いになるが、プログラミングがメインならば問題ない。
(この製品の最安構成はCorei3の104800円だが、ここは1万円プラスしてi5に変更しておいたほうが良いだろう。)

MacBook Pro(13inch) Corei5 16GB 512GB 1.4kg (188,800円)
これならばプログラミングはもちろんのことゲーム開発、画像編集、動画編集などもこなしていける。持ち運びにも便利で隙がないオールマイティーな一台だ。プログラマーを目指す人にとって間違いのない選択とはこのことではないだろうか。

MacBook Pro(16inch) Corei9 16GB 1TB 2.0kg (288,800円)
画面サイズが大きくなったこととCPU,GPUが高性能になったことで3Dグラフィックや動画編集などもストレスなく行える。
MacはCPUをインテルからAppleシリコンに変更されることをアナウンスしているのでインテル最後となるもっとも高性能なこのMacBookを買って長く使うというのは相当有力な選択肢だ。

学生・教職員はApple学生・教職員向けストアからお得に購入できる。

Win

Lenovo IdeaPad Slim 550i (15inch) Corei5 8GB 256GB 1.7kg (63,954円)
実際に私が担当しているプログラミング教室に設置してあるモデル。動作も軽快でコスパは最強レベル。ただこのモデルに限らずWin機全般に言えることだが快適に使うためにはマウスが必要。(MacはトラックパッドのみでOK)
お金はないけどとにかくプログラミングを始めたい!
という人にはうってつけのモデル。

mouse DAIV 5P(15inch) Corei7 16GB 512GB 1.5kg (129,800円)
クリエイターノートに分類されるこの製品。CPUにインテルi7,GPUにGTX1650を採用。プログラミングの範疇を超えグラフィックや動画編集まで実用に問題がないレベルで行うことができる。
バッテリーも驚異の18.5時間。それでいて重量は1.5kg。
持ち運ぶ人のこともしっかりと考慮されている点も嬉しい。

mouse G-Tune E5-144(15inch) Corei7 16GB 512GB 1.8kg (179,800円)
これはゲーミングPCと呼ばれるものでCPUにi7,GPUにRTX2060を搭載、リフレッシュレートも144Hz。ゲームを描画するのに最適化されているのでフォートナイトのような重いゲームでも快適に遊ぶことができる。
当然プログラミングや動画編集などもサクサクだ。
ゲームミングノートPCは大きくて重たいものが多いが、この製品は1.8kgとゲーミングPCにしては軽量なのも魅力。
プログラミングや動画編集だけでなくゲームもバリバリやりたい人はこういった選択肢もアリだろう。

なによりも大事なのはとにかくポチること

今回、エンジニアを目指す人がパソコンを選ぶ際にポイントとなる点を解説した。

今の時代はアウトプットが人生を変えていく、それに不可欠なのがPCだ。
お気に入りのPCとスキルを手に入れて人生の選択肢を増やしていってほしい。

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