今までの問題点
Unityは様々な環境にビルドできるクロスプラットフォームが魅力の一つだ。
そのうちの一つがWebGL。
これでビルドしておけばWebブラウザで遊ぶことができる。
つまりMac,Winと環境を問わずに遊べるということだ。
このように魅力的なWebGLでのビルドだが問題点がある。
それはローカル環境でのテストが行えないということだ。
ビルドによって生成されたhtmlファイルをブラウザで開こうとしても
![](https://joytas.net/wp-content/uploads/2020/10/unity1.png)
このようなメッセージが出て実行することができない。
Firefoxの古いバージョンなどはできていたのだが昨今これも難しくなってきている。
そこに神のような存在が現れた!
それが
Web Server For Chrome
である。クロームの拡張機能であるこのアプリをインストールするだけでローカル環境でも簡単に実行することができる。さっそくやり方を見ていこう。
Web Server For Chromeのインストール
まずは以下にアクセス
Web Server For Chrome
以下のような画面がでるのでChromeに追加を押す
![](https://joytas.net/wp-content/uploads/2020/10/unity2-1024x216.png)
確認のメッセージがでるのでアプリを追加を押す
![](https://joytas.net/wp-content/uploads/2020/10/unity3.png)
アプリに追加された!
![](https://joytas.net/wp-content/uploads/2020/10/unity5.png)
このアプリには以下のURLでいつでもアクセスできるのでブックマークしておくとよいだろう。(Chromeで行うこと)
chrome://apps/
実行方法
ではさっそく実行してみよう。
ボタンを押しアプリを起動する。
すると以下のようなダイアログが開くのでCHOOSE FOLDERからWebGLにビルドする際に指定したフォルダを選択する。(Unityによって作成されたindex.htmlを含むフォルダ)
![](https://joytas.net/wp-content/uploads/2020/10/unity6-581x1024.png)
フォルダが設定されたことを確認してURLをクリック
![](https://joytas.net/wp-content/uploads/2020/10/unity8.png)
以下のようにUnityアプリが実行されれば成功だ。
![](https://joytas.net/wp-content/uploads/2020/10/unity9-1024x655.png)
わりと面倒くさかったWebGLのローカル環境でのテストがこれでぐっと簡単になった。
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